砂張(さはり)のおりんに、洗朱の和紙貼り座布団
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    京都でりん作りをされている「二方屋(www.futakataya.com)」さんの工房を訪ね、砂張(さはり)のおりんを購入しました。砂張のおりんは切れが良く、うねりを持った余韻は次々と変化しながら新しい音を生み出していきます。この音を大切に響き渡らせてくれるよう、綿製のお座布団から、木製の和紙貼りお座布団に替えました。


    桐板を六角形に加工し三椏の洗朱の染紙を包み込むように貼りました。滑りを抑えた艶消しの透明塗料で仕上げました。おりんの底とお座布団の面は一点で支持されています。お座布団に吸収されることなく、砂張の素晴らしい響きが和室の空間に拡がりました。

    -砂張(さはり)-
    現代でいう「白銅」とほぼ同じ錫の合金です。錫の配合率が非常に高く高錫青銅と言われています。錫の割合が多いほど硬度が増し、叩いたときの音色が良くなりますが、製造も難しくなっていきます。
    「さはり」の語は、「沙布羅(さふら)」という新羅語の転訛したものという説、朝鮮の飯碗「砂鉢(さばる)から出たという説等諸説があります。本来外来語であるため、「佐波理」「紗波理」「砂張」等様々な字が当てられています。正倉院にはこの佐波理製品が多く残されています。

    滑りにくくて、水に強い和紙貼りコースター
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      アメリカ在住の尊敬する友人が近々日本に仕事などで一時帰国します。心をこめて防水の和紙貼りコースターを作りました。

      写真1(滑りにくいコースター)

      ウコン色の雲竜和紙を貼ったコースターにグラスを置き傾けてみました。
      耐スリップ性の高い塗料を仕上げに使いました。地震などの際、紙や布のコースターに比べて器の滑り出しの危険が軽減できるのではないかと思います。

      写真2(水に強いコースター)

      素材は2mm厚の紙です。素材に和紙を貼りサンジング塗料を表と裏に2〜3回程度塗り重ねます。乾燥後にサンダーで軽く研磨し塗装面を平滑にします。仕上げに耐スリップ性が高く、柔軟性に富んだソフトな肌触りのウレタンクリアーを2回程度塗り重ねます。これで、水洗いもできるコースターに仕上がりました。(写真:左上は洗朱、右上は韓紅、下段はウコン色)

      写真3(コースターの端部処理)

      コースターの厚さは2mmです。表面に貼った和紙と同じものを細長くカットし、コースターの円周端部分に貼りました。端部も、もちろん塗装をしました。

      写真4(美しい和紙貼りコースター)

      和紙や友禅紙などを円形にカットして貼りました。和紙の美しさを損ねることなく仕上がりました。

      写真5(お気に入りの器とコースター)
      洋でも和でも似合う和紙貼りのコースター。アメリカで和紙の小物を楽しんでくださったらうれしいです。

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