銀座平野園の茶箱に、「わみんぐ」流の和紙貼り・塗装 (その1)
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     先日、銀座平野園(創業明治16年のお茶屋)のお店で、いつもの美味しいお茶とお抹茶を求めました。店主の草野佳里子様とお話するなかで、平野園の茶箱を使って和紙を貼ってみてはという提案をいただきました。昔から茶箱に和紙や布を貼って楽しむ人は多く、商品としても販売されています。 佳里子様と打ち合わせし、平野園の茶箱にわみんぐ流の和紙貼りと塗装を施し、茶箱の頑丈さとわみんぐ仕立ての美しさを兼ね備えた、多様に楽しめる用と美の生活用具に仕上げることにしました。

    平野園の茶箱 (概算 縦25cmx横35cmx高さ26cm )

     職人さんによる茶箱は保存箱として、正確な長方形で頑丈に作られています。杉板と杉板の隙間、節目、コーナー部分にクラフト紙(目張り)が貼られ、表面が保護されています。和紙を貼るために丁寧に下地処置を行なうことにします。
     ■下地処理
      ・サンドペーパーで表面を平滑にする
      ・三椏の未晒しの和紙を全面に貼る
      ・和紙の上から白色の下地塗料を塗り、サンドペーパーで平滑にする
     今回の茶箱大きさは、腰かけや手をついて立ち上がる際に都合の良い大きさです。これなら、玄関口や和室にもおけそうです。安心して使えるように力のかかる蓋を補強することにしました。
     ■蓋補強
      ・5.5mm厚の合板を蓋に貼り合わせる

    仕上がりイメージ(友禅紙)

     越前和紙の里で買い求めた優雅な雰囲気の友禅紙を使うことにしました。この和紙は、地紙が越前で生産され、京都で印刷されたものです。

    割り付け図(友禅和紙2枚つなぎ)

     割り付け図の作成で、
      ・茶箱の4側面の絵柄を連続させる(横2枚つなぎ)
      ・蓋をした状態で蓋と本体の絵柄を連続させる
     ことができました。

    友禅和紙の絵柄模様(拡大図)

     横約34cm、縦約20cmの間隔で絵柄が繰り返されています。
     淡い朱色のまことに優雅な絵柄です。

     続く  


            
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