古い衝立から、和紙貼りの衝立に作り替えました
0

    和紙貼りの衝立 今まで使っていた古い衝立から軽い和紙貼りの衝立に作り替えました。素材に桐板を使い、下地塗装をしたうえに茶系の出雲民芸紙の染紙を二重に貼り、透明な塗料を幾重にも塗り研ぎしました。中の格子は取り外しができます。気に入った和紙柄などの格子を用意し、暮らしの中で楽しみたいと思っています。−最初の格子には出雲民芸紙の雲紙(くもがみ)を貼りました−


    モデル 古い衝立から3Dモデルを作りあげました。そのモデルを積み木細工の要領で34パーツの板材(格子除く)に分け、それぞれのパーツの寸法を計り板材を加工しました。ホゾや穴開けの加工が不要で、ビスや釘を使わずに組み立てることができます。


    部材 34パーツを脚材、縦材、上部材、下部材にまとめ、曲面の部材はパーツの段階で曲面加工を行います。右の写真は整形した脚材、縦材、上部材、下部材、格子を仮組しているところです。


    隙間 脚材と下部材が交差する箇所は、仕上げ塗装後にほどよく組上がるよう、塗装と和紙貼りの厚みを加えた隙間をつくります。


    下地塗装 部材に白色の下地塗装を3回行います。和紙を貼る際に使う接着剤で木材表面が凹凸になるのを防止します。また白色はこれから貼る和紙の色合いを引き立ててくれます。


    和紙貼り 部材に出雲民芸紙の茶系の染紙を二重に貼ります。左の写真は上部コーナーを上貼りしている様子です。紙のシワや紙の重なりは、仕上がり後に黒くスジ状に残るので慎重に貼ります。右の写真は下貼りした脚材と上貼り用の和紙です。角部分の和紙の重なりにムラが出ないよう気をつけます。


    塗装 仕上げ塗装を終えました。和紙貼りの箱やしき板の塗装工程と同様、中塗りを10回に仕上げ塗装を5回行いました。和紙の色は塗り重ねることで三椏繊維の淡い濃淡模様のある濃い茶褐色濃い茶色に変化します。


    組立 塗装が硬化したのち部材を衝立に組み上げます。右の写真は縦材を下部材に差し込んでいるところです。


    格子 格子に和紙を貼ります。最初に障子紙を貼り、次に透けるのを防ぐために下張りをします。その上に古い衝立から剥がした出雲民芸紙の雲紙(くもがみ)を貼ります。


    衝立の色 黒色は強すぎるので茶系に…、出来上がった色は三椏繊維の淡い濃淡模様のある濃い茶褐色です。煤竹色に近いでしょうか。(すすたけいろ:竹を囲炉裏のある部屋の天井近くに置き、煙で煤けさせたような暗い茶褐色)


            
    最新のエントリー
            
    記事の検索
            

    表示中の記事

    カテゴリー
    わみんぐショップ
              
    色見本
           
    過去のエントリー
    プロフィール